スマートフォンの横表示には対応していません

Laboratory

なないろ研究所

⼈と⼈をつなぐコミュニケーションをもっと世の中に。
それが私達が⾏うこと。

なないろ研究所では日々、様々なことをリサーチし、実験しています。

コミュニケーションの流通をお手伝いするために、日々様々なリサーチを行い、分析し、時に実験しております。

そんな日々の活動内容においてログをつけております。

このような情報共有が、我々が考えるコミュニケーションの一つの形です。

AWS EFSのプロビジョンドスループットについて

こんにちは。

なないろの社長です。

 

以前、ちょっとしたことでかなりハマってしまったので、備忘録代わりに記述します。

サイトが突如重くなる。

サイトが突如重くなりました。本当にひどいくらい。

TOPページへアクセスが3分以上かかる。

 

昨日まで問題なかったのに、異常だ。

足を引っ張っていたのはEFSのスループット

AWSにログインし、Cloudwatchでステータスを確認。

EC2とRDSのCPU不可が100%となっていた。

 

これらをリブートするが変わらない。

 

原因を調べて行くとEFSのバーストクレジットが減っているためだった。

 

バーストクレジットとは

もしかすると言葉として間違っているかもしれないが、簡単に言うとスマホの高速通信の容量。

スマホで契約している高速通信可能容量を超えると速度制限されるが、それと同じようなものだ。

 

もともとあった高速で処理できる容量がPV数などの増加により減って行き、EFSの高速処理容量ができなくなった。

 

 

とりあえず、速度維持契約を行う。

このままでは全く表示ができない状態だ。

 

EFSには

・バースト

・プロビジョニング済み

のモードが有る。

 

デフォルトはバーストモードなのだが、プロビジョニング済みにし、スループット値を50(MiB/秒)に変更。

 

これで快適に表示ができた。

 

大きなファイルを置くことで、バーストクレジットが増える。

困ったことに、「プロビジョニング済み」モードは別途費用がかかる。

できるだけコストは減らしたい。

 

調べてみると。EFSに少し大きなファイルを置くことで、バーストクレジットが増えるらしい。

Amazon Elastic File System (EFS) のプロビジョンドスループット

 

速度換算が
1T=50(MiB)なので1G=50(KiB)のクレジットが与えられる。

できるだけ、安定させたいので
ダミーファイルを
30GBほど置くことで
30G×50(KiB)=1.5(MiB)がデフォルトで出る。

EFSにファイルを置くことで少し費用発生するが、
プロビジョニング済みにするよりは費用は抑えられるので、
今回はこの選択をした。

定期的にチェックしているが、クレジットは減っていないので、当面問題ない。
であるが、もし、減ってきた場合はダミーファイルを配置する必要がある。

私達は京都でNo1のデザイン力・UI力を目指す

システム開発・Web開発カンパニー

株式会社なないろです。

各種CMS、企業サイト、キャンペーンサイト、顧客管理システム、IoTシステムなど幅広いITソリューションを優良なデザインとUIで、SEOソリューションをあわせてお客様の目標達成を行う企業です。