株式会社トーダン様の案件に携わらせていただくきっかけはWebリニューアルのご要望からでした。

創業100年以上の老舗カレンダー企業がWebサイトをリニューアルし、デジタルの時代だからこそアナログのカレンダーの良さをWebを通じて発信していくというモチベーションであられた。

その案件はコンペ案件であり、弊社も幸いながらお声がけをいただき参加。

１．BtoB情報発信中心からBtoC情報発信へのシフト

２．ECサイトへの売上貢献を行いたい

３．トーダン様の企業価値ブランディングを図る場にしていきたい

４．ウェブサイト更新の負荷低減

このご要望に対して多角的な分析とご提案を行い、見事採用いただきました。

採用いただいてから、全体のWebコンセプトとデザインそしてコンテンツマップの作成に取り掛かる。

今どきのデザインを取り入れつつ、あまりトリッキーなことはしたくない。

しかしながらあまり見たことのないデザインを要望する。

というご要望を頂いた。

難しい課題だが、一つづつこんがらがった糸を解くようにコンテンツとデザインに落とし込み、最も見せたい項目を絞り、それをメインテーマにして軸を置く。

4つのメインテーマが明らかになり、それを基に上下左右に展開していく事となり、デザインフェーズに入る。

トーダン様はデザインでも一流の目をお持ちなので、中途半端なデザインではご納得いただけない。

一つ一つ、それぞれの要素が持つ意味・哲学をご説明しながらデザイン認証をいただきました。

4つの軸を決める際、お客様のご要望の中に「Webを使って営業ツール」にできないかとのお声が有りました。

当初はWebリニューアルのご要望でしたのでデータベース化したカタログの搭載は要件にありませんでしたが、当社では技術的にも対応可能でしたので深くお話をお聞きし、トーダン様の事業拡大には必要不可欠なものだと確信したため単純なWebリニューアルからカタログデータベースによる営業ツールを搭載したWeｂサイト制作へと開発範囲を広げることとなりました。

今までトーダン様では紙のカレンダー商品カタログを制作されておりましたが、紙のカレンダー商品カタログとオンライン商品カタログのデータは全く同じにしなければならないこととなります。

今まではそのデータがエクセルやCSVなどで管理されておらずまとめるだけでもかなり大変であった。

また紙媒体とWebでのデータ取扱で落とし穴は使えない文字（禁則文字）が使われている場合がある。

そういったものも洗い出しを行いシステムに流し込むためのエクセルデータフォーマットの作成を行い、なんとかWEB公開までたどり着く。

与件の中で、Webコンテンツなどのメンテナンスは社内で行っていきたいとのご要望が有ったので、コンテンツを簡単に更新できるCMSを導入。

導入時にレクチャーを行い、更新における不明な点をできるだけ少なくするという事を心がけており、トーダン様にもマニュアル、レクチャーをご提供した。

また、当社ではリリース後もお客様の不明な点においてはサポートも行っており、納品して終了ではなく、できるだけのサポートはさせていただいています。

営業の皆さまがiPadを持って商談先でオンラインカタログをお見せしながら商談を行うことでスムーズなお取引が可能となったといったお声をお客様からお寄せいただきました